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  地図   北緯33度58分04.75秒 東経132度47分57.63秒

  自転車 平坦コース

7−5 国津比古命神社  松山市八反地
 
記念石 式内名神両社千年祭之碑 1898年 8月 明治31 78才

 

 このお宮の名物は、秋祭りのみこし落としです。石段から神輿を転がり落として壊してしまいます。随分荒っぽいようですが、本来祭りに使う道具は一度限りの物なのだそうです。境内の説明文によりますと、「神輿を壊すということは、古代の歴史を、人としての生き方を、世の中の仕組みを見直す・・・」とありました。

 

 お宮の横を流れる立岩川に沿って県道17号線が今治方面へ走っており、道なりに7キロほど行くと、新田神社籠御前神社への上り宝入橋があります。

 

 寛政7年(1795年)小林一茶がこの地を訪れ、一句残しています。

 門前や 何万石の 遠かすみ  一茶

 元庄屋さん門田衛士さんの家の門前に句碑があります。この神社から海方面へ200メートルも行くと道沿いの左側です。ここには、「大名返りの松」という立派な松もあります。昔松山城に運んだが大き過ぎて門を潜れず、また此処に戻ってきたという、古い謂れのある松です。

 

記念石
「式内名神両社千年祭之碑」

前方石段で、みこし落としが行われる。

 地図  

 小林一茶の句碑


大名返りの松
小林一茶の句碑がある門田邸裏の庭園。