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  地図   北緯33度47分29.78秒 東経132度50分33.81秒

  自転車 平坦コース

4−2 徳威三嶋神社  東温市野田1

 
鳥居 龍飛・鳳翔 1887年10月 明治20 67才

 

 正確な記憶ではありませんが、この神社の前の道が新しい国道11号線として整備されてから、30年近くなるはずです。それまでは、この辺はど田舎でした。道路の整備後郊外型大型店舗や外食店が立ち並び、神社の周辺も高級住宅街になりました。

 このお宮も、拝殿にサッシが入り、常設の神前結婚式場みたいになっています。道路も、整備された前の公園も多分元の社領でしょう。

 都市化の波から取り残されて寂れる神社が多い中で、ここは周囲の都市化とうまく融合している神社の一つです。

 ここには非常に珍しい物があります。それは米山が平仮名で書いた三十六歌仙の扁額です。宮司さんのお話では、「皆さんが高い関心をお寄せ下さるのは有り難いのですが、ここは本質的に神社なので、保管と公開の方法については今考慮しています」とのことでした。

 参道も 森も車に 道譲り

 

米山の書がある鳥居から拝殿を望む.
右「龍飛」 左「鳳翔」。

国道から神社を遠望.
周辺も綺麗に整備されている.

拝殿の奥、中殿に飾られている米山筆三十六歌仙扁額の一部。通常は中殿には鍵が掛かっている。